
プロの手による脱毛には「光脱毛」「医療レーザー脱毛」「ニードル脱毛」の3つがあります。
「脱毛を始めたいけどどの方法がいいのかわからない」「痛みが不安・・・」という方も多いのではないでしょうか?
そんな方に向けて、今回の記事では次のことをご紹介します。
この記事でわかること
- 「光脱毛」「医療レーザー脱毛」「ニードル脱毛」の痛み
- 光脱毛の痛みが少ない理由
- 痛みを感じやすい部位
- 痛みに不安がある方に光脱毛をおすすめする理由
この記事を読めば、痛みへの不安が少なくなりますし、光脱毛にも挑戦しやすくなります。
目次
脱毛は痛い?痛い脱毛方法と痛くない脱毛方法

脱毛時の痛みは脱毛方法によって異なります。
脱毛方法と痛みの関係は次のとおりです。
脱毛方法 | 痛み | 脱毛の仕組み |
---|---|---|
光脱毛 | ほとんど痛みを感じない |
肌に光を照射し「毛乳頭」「毛母細胞」にダメージを与える |
医療レーザー脱毛 | 強い痛みを伴う |
肌にレーザーを照射し「毛乳頭」「毛母細胞」を破壊 |
ニードル脱毛 | 痛みでギブアップする人も多い |
毛穴に電極を差し込み「毛乳頭」「毛母細胞」を破壊 |
脱毛方法とその痛みについて、ひとつずつ説明させていただきます。
光脱毛は痛い?
光脱毛は一番痛みの少ない脱毛方法です。
「痛みの少なさ」「肌への優しさ」「料金のやすさ」から、3つの脱毛方法のうち、最も人気があります。
ワキやVラインなどは、毛が太く密集しているため痛みを感じることはありますが、我慢ができないといったことはほとんどないでしょう。
医療レーザー脱毛は痛い?
医療レーザー脱毛では、脱毛効果が高い反面、強い痛みを伴う脱毛方法です。
医療レーザー脱毛は、熱で「毛乳頭」「毛母細胞」を破壊する脱毛方法です。
脱毛時の熱は「250℃」に達するとも言われています。
また、「毛乳頭」「毛母細胞」は、お肌の深くにあり、神経が通っている位置にも近く、痛みを感じやすくなっています。
医療レーザー脱毛は医療機関でのみ受けることができ、「笑気ガス麻酔」「クリーム麻酔」を使うこともできます。
医療レーザー脱毛は、光脱毛と並んで人気のある脱毛方法です。
しかし、医療レーザー脱毛の痛みに耐えられず、光脱毛に乗り換える方もいらっしゃいます。
ニードル脱毛は痛い?
ニードル脱毛は、3つの脱毛方法の中で最も痛みを伴うものです。
「光脱毛」「医療レーザー脱毛」が普及する前は、このニードル脱毛が主流でした。
毛穴ひとつひとつに電極を差し込み、微弱な電流で「毛乳頭」「毛母細胞」を破壊することで、脱毛を行います。
脱毛効果は即座に現れ、処理した毛は基本的に復活しないというメリットがあります。
しかし、「痛みの強さ」「料金の高さ」から、現在はニードル脱毛を選ぶ方はかなり少なくなっています。
現在の主流は「光脱毛」「医療レーザー脱毛」となっています。
ニードル脱毛は、「光脱毛」「医療レーザー脱毛」で処理しきれなかった毛の処理に向いています。
光脱毛の痛みが少ない理由

脱毛サロンの光脱毛機は、毛根の黒い色素(メラニン)にのみ反応する特殊な光を照射します。
その光で毛根を熱し、毛根とつながっている「毛乳頭」「毛母細胞」に熱によるダメージを与えます。
※「毛乳頭」「毛母細胞」は、毛の成長をコントロールする組織です。
光脱毛の「光」は、医療レーザー脱毛の「レーザー」よりもかなり出力が抑えられています。
また、光脱毛では「毛乳頭」「毛母細胞」の破壊は行うことはできず、ダメージを与えるのみです。
脱毛時の熱は70℃程度だと言われています。
光脱毛では、低い出力で施術を繰り返し、「毛乳頭」「毛母細胞」に徐々にダメージを与えることで脱毛を行います。
そのため、「毛乳頭」「毛母細胞」の破壊を行う「医療レーザー脱毛」よりも痛みはかなり少なくなっています。
脱毛サロンによっては、通常の光脱毛よりも、さらに痛みが少なくお肌に優しい光脱毛が受けられるところがあります。
大手脱毛サロンのDione(ディオーネ)では、「ハイパースキン法」という方式を取り扱っており、光脱毛の痛みをさらに軽減しています。
ハイパースキン法では、脱毛時の熱は体温とほぼ同じの38℃で発毛そのものを予防します。
光脱毛のメリット
光脱毛は、「医療レーザー脱毛」「ニードル脱毛」と比較すると、脱毛効果の面で劣ります。
しかし、光脱毛には多くのメリットがあるため、「医療レーザー脱毛」と並んで人気があります。
光脱毛のメリットには次のものがあります。
4つのメリット
- 痛みが少ない
- 肌へのダメージを最小限に抑えて脱毛できる
- 医療脱毛よりも料金が安い
- 1回の照射で広範囲を処理するため、施術時間が短い
光脱毛は、1回の照射で広範囲のムダ毛を処理するため、施術も短時間ですみます。
全身脱毛の場合は、「光脱毛で1時間30分~2時間程度」「医療レーザー脱毛で2~6時間程度」かかります。
また、他の脱毛方法に比べて料金が安いところも、幅広い世代の方に選ばれている理由の一つです。
脱毛時に「痛い」と思う部位はここ!

ワキや女性のデリケートゾーンであるVIOラインの毛は、他の部位と比べると、毛が太く密集して生えています。
毛が太く密集している部分ほど、脱毛時に痛みを感じます。
以前は主流だったニードル脱毛や、現在人気のある医療レーザー脱毛に比べると、光脱毛は圧倒的に痛みが少ない脱毛法です。
しかし完全に痛みを感じないというわけではありません。
これには毛量や毛質、お肌の敏感さによって個人差があるため、一概に「どれくらい痛いか」と言い切ることはできません。
しかし、光脱毛経験者の多くは、「輪ゴムで軽く弾かれた程度」「少し熱を感じる程度」と言われます。
「光脱毛の痛みに耐えられず断念した・・・」という話は聞いたことがありませんし、ネットでもそのような情報を見つけることはできませんでした。
ほとんどの方にとって、光脱毛の痛みはそれほど問題にならないので、安心してくださいね。
光脱毛の痛みが不安な方は、カウンセリング時にテスト照射やパッチテストを受けるようにしましょう。
ミュゼは100円で「ワキ+Vライン」の脱毛を6回受けることができます。
パッチテストの代わりに利用することも全く問題ありません。
脱毛は1回目の痛みが一番強く、毛が少なくなっていくにつれて痛みも少なくなっていきます。
もし痛みが強すぎると感じた場合は、「脱毛機の設定ミス」なども考えられます。
施術中に痛みについて気になった場合は、すぐにスタッフに伝えるようにしましょう。
光脱毛の痛みを和らげるために「照射レベルを下げる」「冷却ジェルを塗り直す」といった対応をしてもらえます。
光脱毛は痛い?光脱毛をおすすめする理由と脱毛方法別痛みまとめ

今回の記事では脱毛の痛みについて、次のことをご紹介しました。
この記事のポイント!
- 「光脱毛」「医療レーザー脱毛」「ニードル脱毛」の痛み
- 光脱毛の痛みが少ない理由
- 痛みを感じやすい部位
- 痛みに不安がある方に光脱毛をおすすめする理由
痛みに不安がある方には「光脱毛」をおすすめします。
光脱毛も、無痛ということはありませんが、耐えられないレベルの痛みではありません。
ワキやVIOは比較的痛みを感じやすい部位ですが、施術を繰り返していくことで痛みも少なくなっていきます。
「光脱毛に興味があるけど痛みが怖い」という方も、ぜひ、一度「テスト照射」「パッチテスト」を受けてみてくださいね。
「光脱毛の痛みってこんなものか」ときっと安心されると思います。
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